国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

2012年(H24年)第20回 はり師・きゅう師国家試験

解剖学 (問題15〜30)

問15

胸郭上口を通るのはどれか。

  1. 前斜角筋
  2. 上大静脈
  3. 交感神経幹
  4. 副神経
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解答:

問16

側頭骨にあるのはどれか。

  1. 視神経管
  2. 翼突管
  3. 頸動脈管
  4. 舌下神経管
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解答:
解説:
×1. 視神経管→蝶形骨
×2. 翼突管→蝶形骨
○3. 頸動脈管→側頭骨
×4. 舌下神経管→後頭骨

解説作成者:宮武 大貴

問17

橈骨神経について正しいのはどれか。

  1. 腕神経叢の外側神経束に由来する。
  2. 内側腋窩隙を通過する。
  3. 回外筋を貫く。
  4. 手掌橈側半の感覚を支配する。
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解答:

問18

脊柱の靱帯について正しい記述はどれか。

  1. 黄色靱帯は椎体の後面にある。
  2. 環椎横靱帯は歯突起の後面にある。
  3. 項靭帯は椎間円板の前面にある。
  4. 後縦靱帯は椎孔の背側にある。
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解答:

問19

起始が1つの骨にある筋はどれか。

  1. 上腕二頭筋
  2. 上腕三頭筋
  3. 大腿二頭筋
  4. 下腿三頭筋
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解答:
解説:
○1. 上腕二頭筋 起始→ 長頭:関節上結節(肩甲骨) 短頭:烏口突起(肩甲骨)
×2. 上腕三頭筋 起始→ 長頭:関節下結節(肩甲骨) 外側頭:上腕骨外側面 内側頭:上腕骨後面
×3. 大腿二頭筋 起始→ 長頭:坐骨結節(坐骨)   短頭:粗線外側唇(大腿骨)
×4. 下腿三頭筋は腓腹筋の外側頭と内側頭およびヒラメ筋で構成される
   起始→ 腓腹筋外側頭:大腿骨外側上顆 腓腹筋内側頭:大腿骨内側上顆
   ヒラメ筋:ヒラメ筋線(脛骨)

解説作成者:小笠原 捺江 確認者:宮武 大貴

【参考文献】解剖学プリント資料

問20

大腿骨の粗線に付着する筋はどれか。

  1. 半膜様筋
  2. 半腱様筋
  3. 長内転筋
  4. 薄筋
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解答:

問21

筋と付着部位について正しい組合せはどれか。

  1. 広背筋 - 上腕骨大結節
  2. 大胸筋 - 上腕骨小結節
  3. 大殿筋 - 大腿骨大転子
  4. 大腰筋 - 大腿骨小転子
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解答:
解説:
×1. 広背筋 起始:
停止:
T7~S5棘突起・胸腰筋膜・肩甲骨下角・第9-12肋骨・腸骨稜後ろ1/3
上腕骨小結節稜
×2. 大胸筋 起始:
停止:
鎖骨内側半分・胸骨、第1-6肋軟骨・腹直筋鞘前葉
上腕骨小結節稜
×3. 大殿筋 起始:
停止:
腸骨外面・仙骨、尾骨後面の外側部、胸腰筋膜、仙結節靭帯
殿筋粗面・腸脛靭帯
○4. 大腰筋 起始:
停止:
T12-L4 椎体(椎間円板の外側面)・L1-L5肋骨突起
大腿骨小転子

解説作成者:城阪 佳奈美 確認者:宮武 大貴

【参考文献】解剖学プリント資料

問22

気管支について正しい記述はどれか。

  1. 気管分岐部は第1胸椎の高さである。
  2. 気管支壁は肺動脈によって栄養される。
  3. 左気管支は3本の葉気管支に分かれる。
  4. 右気管支は左よりも垂直に近く傾斜する。
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解答:

問23

膵臓について正しい記述はどれか。

  1. 第4・第5腰椎の高さにある。
  2. 後腹壁に付着している。
  3. 左端は十二指腸に接している。
  4. 膵液はランゲルハンス島から分泌される。
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解答:
解説:
×1. 膵臓は第1・2腰椎の高さにある。
○2. 膵臓は後腹壁に付着している。(腹膜後器官)
×3. 左端は脾臓に接している。
×4. 膵臓は膵液を分泌する外分泌部とホルモンを分泌する内分泌部からなる
   ランゲルハウス島(膵島)は内分泌細胞の集まりで膵尾に多く、ホルモンも分泌する。
   α細胞→グルカゴン:血糖値上昇。β細胞→インスリン:血糖値低下
   δ細胞→ソマトスタチン:インスリン・グルカゴン分泌抑制

解説作成者:池田 萌 確認者:宮武 大貴

【参考文献】解剖学 第2版第3刷発行P86・87・114 生理学 第2版第6刷発行P128

問24

副腎について正しい記述はどれか。

  1. 髄質からアルドステロンが分泌される。
  2. 皮質は腹膜上皮に由来する。
  3. 副腎には間膜がある。
  4. 副腎からのホルモンは門脈に分泌される。
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解答:
解説:
×1. 髄質からはアドレナリン・ノルアドレナリン・ドパミンが分泌される
   アルドステロン(電解質コルチコイド)は副腎皮質から分泌される。
○2. 副腎皮質は腹膜上皮から発生する中胚葉性器官である。
×3. 副腎は腹膜後器官に入るため間膜を持たない。
×4. 副腎皮質→細胞の間には毛細血管が発達しており、分泌されたホルモンが
   全身へと運ばれるのを助ける。

解説作成者:池田 萌 確認者:宮武 大貴

【参考文献】解剖学 第2版第3刷発行P113・114 生理学 第2版第6刷発行P138-142

問25

腹大動脈から起こる枝について正しい記述はどれか。

  1. 腹腔動脈は脾臓を養う。
  2. 腎動脈は第4腰椎の高さで起こる。
  3. 下腸間膜動脈は回腸を養う。
  4. 精巣動脈は鼡径靱帯の深層を通る。
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解答:

問26

刺激伝導系について正しい記述はどれか。

  1. 神経線維により構成される。
  2. プルキンエ線維は心外膜下を走行する。
  3. 房室結節は右心室にある。
  4. ヒス束は線維三角を通る。
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解答:
解説:
×1. 刺激伝導系は神経線維ではなく、特殊心筋線維で構成される。
×2. プルキンエ線維は心内膜下を細かく分岐しながら走行する。
×3. 房室結節は右心房の下壁に存在する。
○4. ヒス束〔房室結節〕は線維三角を貫通して心室中隔に達し、右脚と左脚に分かれる。

解説作成者:内川 結衣 確認者:宮武 大貴

【参考文献】解剖学 第2版3刷発行P42・43

問27

皮神経で大腿神経の枝はどれか。

  1. 陰部大腿神経
  2. 外側大腿皮神経
  3. 腓腹神経
  4. 伏在神経
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解答:

問28

脳幹について正しい記述はどれか。

  1. 橋は脳幹に含まれる。
  2. オリーブ核は錐体路に関与する。
  3. 延髄には四丘体がある。
  4. 中脳には孤束核がある。
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解答:

問29

脳神経と副交感神経節との組み合わせで正しいのはどれか。

  1. 動眼神経 - 毛様体神経節
  2. 顔面神経 - 耳神経節
  3. 舌咽神経 - 翼口蓋神経節
  4. 迷走神経 - 上頸神経節
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解答:

問30

感覚と伝導路との組合せで正しいのはどれか。

  1. 視覚  - 内側毛帯
  2. 触圧覚 - 外側毛帯
  3. 聴覚  - 下丘
  4. 味覚  - 唾液核
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解答: