鍼灸サークルvol.10

報告者: 山下 雅史
(東洋医療専門学校鍼灸師学科10期生)
日程: 平成27年2月7日(土)
場所: 東洋医療専門学校第1校舎3階教室
内容: 鍼灸臨床30年失敗例に学ぶ
講師: 猪飼 祥夫 先生

平成27年2月7日の鍼灸サークルvol.10に参加して来ました。今回は京都で開院されて30年以上の臨床経験をもつ猪飼鍼灸の猪飼祥夫先生に、ご自身が今までに経験した失敗例を中心に様々なお話を聞かせていただきました。

骨折や気胸などの実際に起こった例をあげ、なぜ失敗したのか、どうしておけば失敗は起こらなかったのかなどの解説をしてもらいました。それと気を付けた方がよい患者さん、診断やカルテの重要性なども経験談を用いて分かりやすく教えていただきました。 最後には猪飼先生の鍼灸そのものの考え方などのお話もしていただきました。

「痛みとは?」というテーマで痛みについて、慢性痛と急性痛の違いや、どのような痛みがトリガーポイントの適応になるのか、また、その見極め方などの説明をしていただき、問診時に可動域や、検査法がいかに大切かを勉強させていただきました。

そして、一番印象に残ったのが伊藤先生の実際の患者さんのお話でした。

なかなか臨床の場に立っている中で実際の患者さんの意見、声を聞くことってなかなか無いと思います。
その患者さんは腰痛に悩んでいたそうですが、伊藤先生のトリガーポイント治療のおかげで痛みがとれたと言う事や、伊藤先生の問診の仕方、体の触り方など、患者さん目線で良かった所をいろいろ聞くことができました。

猪飼先生特有の猪飼節もあり、何度かお会いしてる僕も置いていかれるようなディープな話もあったりしましたが、それも含めて失敗談などの他では聞けないようなお話が聞けて、鍼灸のあり方などを考える良い機会になりました。 お話していただいた猪飼先生、主催のはり灸おりべの川嶋さん、ありがとうございました。

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平成26年度 鍼灸臨床特別講演会

報告者: 永田 さくら・坂本 圭
(東洋医療専門学校鍼灸師学科10期生)
日程: 平成26年11月3日(月・祝)
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階講演室
演題: (Ⅰ部) 頭痛の弁証配穴と特殊鍼法
(Ⅱ部) 花粉症の弁証治療
講師: 北京中医薬大学教授
趙 吉平 先生

坂本 圭
中国から趙吉平先生をお招きし、「頭痛」「花粉症」についての弁証論治の講演会に参加いたしました。
趙先生は本校の教員である孫先生と学生時代の同級生で寮でも同じ部屋だったそうです。

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今回はその縁で講演会をしていただきました。
最初は四診や弁証の立て方、各弁証による配穴、刺鍼方法など教えていただきました。
次に受講者をモデルに先生自ら施術をしていただきました。

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日本人の大体の人が持っている肩こりは四季の関係もあり頭痛を伴いやすいので日本人と頭痛は深い関わりがあると思います。
趙先生のお話を聞き施術をみてそのような頭痛で悩む患者さんを一人でも救いたいと思いました。
そのために日々精進し臨床力をつけ現場に繋げたいです。

永田 さくら
11月3日の特別講演会に参加させて頂きました。講師は孫先生の学生時代の親しいご友人で笑顔の素敵な趙吉平先生です。)
「花粉症の鍼灸弁証論治」
春夏秋冬、年間を通して花粉症に悩まされている方はたくさんおられると思います。今回第2部ではそんな花粉症の弁証分類や急性期、緩解期における治療方鍼についてのお話と実技をしてくださいました。急性期においては鼻部局所穴を主とし、その他に症状に応じて選穴をしていき、緩解期には臓腑機能の調整を主として、遠隔治療を行っているそうです。

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翼口蓋神経節の刺鍼法では3つの刺鍼法を使っていました。これは刺激がかなり強そうでした。
急性期の症状はもちろんの事、原因をしっかり鑑別し体を根本から変えて行く事が大切だな、と感じました。今後に繋げて行けるよう努力します。
趙先生、貴重なお話をありがとうございました。

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第12回 滋蓬会‐JIHOUKAI‐講演会

報告者: 田中 貢司
(東洋医療専門学校鍼灸師学科10期生)
日程: 平成26年5月25日(日)13:00~16:40
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階大講演室
演題: Ⅰ部『背部兪穴とその刺鍼の方法』
Ⅱ部『COCORO式美顔ローラー法』
講師: Ⅰ部 森川 和宥先生
Ⅱ部 中間 善也先生

今回は『鍼灸師と臨床力』ということで2人の講師の先生にお越しいただき、2部構成でご講演していただきました。

1部では東洋医療専門学校では大変お世話になっています森川先生に講義および実技をしていただきました。臨床においてはよく使用する背部兪穴についてお話していただいただけでなく経穴を認識する際の反応や触診方法、それに相応する十七手技ついて実技を交えながら教えていただきました。“慢性になると背部兪穴の反応は1側線から2側線に移る”や“便通異常では胃の六つ辺りが膨隆する”など臨床において大変勉強になること教えていただきました。

2部では森川先生の教え子にあたる中間先生にCOCORO式美顔ローラー法のやり方を宮武先生をモデルに行ってもらいました。
会場は女性も多かったので皆さん真剣にローラー鍼を動かしていました。“優しく細かく早く”を基本に顔のラインに沿ってローラーを動かしました。短い時間ですが肌にハリがでたり、目が大きくなったり、小顔になったり、効果は絶大でした。

講義では“美容は歯磨きと一緒”と先生はおっしゃっておられ、歯磨きのように日々のケアを怠れば顕著に現れるとおっしゃっていました。こころはり灸治療院ではローラー鍼を販売しておられ患者さん自身のセルフケアにも力を入れられているそうです。またローラー鍼を施術に取り入れることで信頼を獲得しているとのことです。

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2つの講演、実技は今後に活かせるもので大変貴重な時間を過ごすことができました。現状はまだまだ鍼灸の浸透力は足りないものがあると思います。日々の臨床力を培いながら、どう患者さんに繋げるかがこの講演会で勉強できたと思います。
森川先生、中間先生ご多忙のところありがとうございました。.

第11回 滋蓬会‐JIHOUKAI‐講演会

報告者: 後藤 卓
(東洋医療専門学校鍼灸師学科同窓会 監事)
日程: 2013年7月21日(日)11:00〜13:20
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階大講演室
演題: 知っておきたい西洋医学的診察法
講師: 中元 秀友先生

今回は埼玉医科大学 総合診療科 教授の中元秀友先生にご講演いただきました。
内容は西洋医学的診察法の腹部診察についてです。
まずは宮武大貴専務理事のすばらしい挨拶でスタートしました。

現在の医療現場で総合診療医の必要性と先生が所属されている埼玉医科大学の研修システムの紹介があり総合診療の重要性を分かりやすく説明していただきました。先生のスライドの中に「鍼灸師には総合診療医としての能力が必要だ。」とありました。これは様々な症状をもった患者様が鍼灸院にやってきます。その中で鍼灸治療の適応・不適応を判断し不適応であれば迅速に専門医の受診をさせる必要があります。その時に重症度を判断する上で総合診療医の能力が必要になってくると思います。今回はその総合診療の診断のひとつである腹診について講演していただきました。先生が実際に経験した症例をもとに診断のポイントをわかりやすく説明していただきました。

また先生は講演の中で鍼灸師には資格取得後の研修制度が必要だとおっしゃっていました。そのとおりだと思います。
今回の講演を通じて様々なことを学ぶことができました。中元先生本当にありがとうございました。また卒業生・在校生の皆様もお忙しい中参加していただきありがとうございました。

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JIHOUKAI共催 セイリン株式会社主催セミナー

報告者: 中土 育弘
(東洋医療専門学校鍼灸師学科6期生)
日程: 2013年11月10日(日)
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階
内容: 痛みに対するTPプログラム
〜鍼灸トリガーポイントとセルフケア指導〜
講師: 明治国際医療大学 准教授
伊藤 和憲先生

セイリン主催の痛みに対するTPプログラム導入編に参加させていただきました。
講師は明治国際医療大学の伊藤 和憲先生。

伊藤先生のお話はとても分かりやすく、知っておかなければならない基礎的な知識、トリガーポイントの検索方法、実際の治療の流れに至るまで、詳しく説明していただき、臨床の場で早く試してみたい!と思えるようなお話ばかりでした。

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「痛みとは?」というテーマで痛みについて、慢性痛と急性痛の違いや、どのような痛みがトリガーポイントの適応になるのか、また、その見極め方などの説明をしていただき、問診時に可動域や、検査法がいかに大切かを勉強させていただきました。

そして、一番印象に残ったのが伊藤先生の実際の患者さんのお話でした。

なかなか臨床の場に立っている中で実際の患者さんの意見、声を聞くことってなかなか無いと思います。
その患者さんは腰痛に悩んでいたそうですが、伊藤先生のトリガーポイント治療のおかげで痛みがとれたと言う事や、伊藤先生の問診の仕方、体の触り方など、患者さん目線で良かった所をいろいろ聞くことができました。

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今後の開業を考えている方や、実際開業されている先生にも響くようなお話ばかりだったのではないでしょうか?

実技編では、実際のトリガーポイントを使った治療で、トリガーポイントの検索から刺入、響かせ方など詳しく教えていただきました。トリガーポイントといえば、鍼灸師で名前を知らない人はいないと思います。

実際お話を聞いて、学んでみると、どれも「なるほど!」と納得できることばかりで、早く臨床の場で応用してみたいと思いました。

メモを取りたいお話ばかりで、参加できて本当に良かったです。
伊藤先生、伊藤先生の患者さんのお話。どれも治療家として身になることばかりでした。
ありがとうございました!

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滋蓬会‐JIHOUKAI‐共催 2013年 新医協関西研究集会

報告者: 林 麻由
(東洋医療専門学校鍼灸師学科9期生)
日程: 2013年9月29日(日) 13:00~15:00
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階
内容: 子ども~青年期の健康と発達
演者: 学院大学子ども学科教授・同附属幼稚園長・新医協会長
岩倉 政城 先生

今回は新医協関西研究集会に参加させて頂きました。
尚絅学院大学 子ども学科教授・同付属幼稚園 新医協会長 岩倉 政城先生の講演、子ども~青年期の健康と発達 五感・体感からの子どもの成長♪柔らかな皮膚しかない訳は♪についてでした。
言語がなくても人と人はコミュニケーションがとれるという事を教えて頂きました。
生まれたての赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションのとり方や、自閉、発達遅滞の方とのコミュニケーションのとり方の中で、言葉よりも触れ合う事が大切な事だと教えて頂きました。

子どもに対する接し方のなかで、私が印象に残ったお話は実習中の学生が実習先の小学2年生の女の子に頬ずりってどんなの?と聞かれてその女の子に対して頬ずりをしたらその女の子は逃げたそうです。それでもその実習中の学生はそれから毎日おはようの挨拶の時にその小学2年生の女の子に頬ずりをしたそうです。そうすると実習最後の日にまたねと言って小学2年生の女の子から頬ずりをしたそうです。
触れ合う事によって心と心が通じるという事は本当に素敵なことだと思いました。

2時間の講演があっという間で、岩倉先生のお話に引き込まれました。
本当に貴重なお話を聞けて色んな事を感じた講演会でした。
ありがとうございました。

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滋蓬会‐JIHOUKAI‐特別講演会

報告者: 井上 亜久吏
(東洋医療専門学校鍼灸師学科6期生)
日程: 平成25年5月19日〔日〕
場所: 東洋医療専門学校第2校舎7階講演室
内容: 柔道整復師・鍼灸師の未来のために!
演者: 鍼灸保険について:福島 睦先生
体幹チューニング:杉立 信二先生
美容鍼灸:塩川 徹先生

今回は昨年も講演いただきました健柔グループの先生方に鍼灸での保険に関する事や体幹チューニング理論と実技、美容鍼灸実技の講演に参加しました。

保険請求の方法、実態など詳しく教えていただきました。
今現在、鍼灸保険治療の対象疾患はその他を含め7疾患と言われてますがその他で取り扱えるものは殆ど無いらしく実質的には6疾患になるとおっしゃっていました。
それでも鍼灸治療での保険取り扱いは年々上がり、鍼灸=実費という概念も少なくなってきているのでは無いかと思います。

体幹チューニングに関して最初は筋トレみたいな感じなのかと思いきや腹式呼吸での腹圧調整と聞いてビックリしました。
チューニングとは腹式呼吸をさらに深くゆっくりするための方法で腹大動脈の循環を良くし、末端までの供給量を増やし血行状態を良くする狙いがあるそうです。
呼吸する際に腹部を7ヶ所(鳩尾、上腹部、下腹部、右下腹部、右胸脇部、左胸脇部、左下腹部)押さえる事は腸の蠕動運動を意識付けするためだそうです。
パートナーとセルフ両方とも出来、治療前に行えば相乗効果になるので是非ともして欲しいと先生はおっしゃられていました。
また安定期に入った妊婦さんでも行う事が出来、継続してする事により分娩時間も短縮されるとの報告もあるそうで興味深いお話が聞けました。
また実際に体験してみると立位での重心の位置が中心に寄り、腹部の緊張も和らぐなど効果も容易に体験出来ました。

美容鍼灸に関して一番心に残ったのはこの施術は究極の治療方法ではないかとおっしゃった先生の言葉でした。単に顔に鍼をして美容を図るのではなく全身調整を施し、尚且つ患者様の気になるポイントを施術すると言った東洋医学の治療と何ら変わらないからです。
一人一人に使う本数は大体100本ぐらいと聞いた時、内出血などの心配を強く思いましたが先生曰く、恐れていたら何も出来ないので施術する前にきちんと同意を取った上で行う事が大切だとおっしゃっていました。
患者様からしたら内出血した部位の方が治まったあとの化粧のノリなども良いとの声も頂いているとの事です。
施術効果としては直後にフェイスアップ等の引き締まり効果、数日後には化粧のノリが良くなるなどの肌質が改善するそうです。

時間が短いにも関わらず先生方が凄く熱心に講演していただいたのでとても密度の濃いものとなりました。
本当にありがとうございました。

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第10回 滋蓬会‐JIHOUKAI‐講演会

報告者:槇田 樹里
(東洋医療専門学校鍼灸師学科同窓会役員)

日程:平成24年7月29日(日)11:00~13:20
場所:東洋医療専門学校第2校舎7階大講演室
演題:女性のライフサイクルと鍼灸治療
演者:宮田 あずさ先生

宮田先生はレディース鍼灸の治療を中心に、特に妊婦さんを主に治療されているということで講義は東洋医学からみた妊婦さん・女性の身体や妊婦さんを診る際の注意点やアドバイスの仕方などを教えていただき、鍼灸実技では実際に来られた患者さんを題材にどのように患者さんと向き合い、治療しているかを詳しく説明していただきました。

近年、女性の社会進出により、ライフスタイルの男性化が原因で、女性特有の疾患で悩みをもたれる方も増加傾向にあります。
そのような患者さんとどのように向き合えばよいのか、なかなかわからないですが、今回のご講演で、詳しく教えていただくことができ大変勉強になりました。またこのご講演を機会に婦人科疾患や妊娠・出産について、もっと勉強していきたいと思いました。今回の講演会に出席し本当によかったです。とても勉強になりました。日々の臨床に活かしていこうと思います。
ありがとうございました。.