国家試験【あん摩マッサージ指圧師】過去問題
1994年(H6年)第2回 あん摩マッサージ指圧師国家試験
東洋医学臨床論 (問題135~150)
問135
次の文で示す患者の神経麻痺と治療との組合せで正しいのはどれか。「突然、左側の額にしわを寄せることや目を閉じることができなくなり、口笛も吹けなくなった。」
- 動眼神経麻痺 - 目の周囲のマッサージ
- 外転神経麻痺 - 眼球運動法
- 滑車神経麻痺 - 眼部の温熱療法
- 顔面神経麻痺 - 顔面全体のマッサージ
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- 解答:
- 4
問136
コンピュータ作業による眼精疲労の治療として誤っているのはどれか。
- ネーゲリーの伸頭法
- 目の周囲の圧迫法
- 頸肩部の筋の揉捏法
- ローゼンタール法
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- 解答:
- 4
問137
めまいを訴える患者に対し全身マッサージが効果的と考えられるのはどれか。
- 脳動脈硬化
- 突発性難聴
- 更年期障害
- 内耳炎
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- 解答:
- 3
問138
胸痛のうち施術対象となる状況はどれか。
- しめつけられるように数分間痛む。
- 呼吸困難や咳を伴って突然に痛む。
- 右側臥位で軽減する同側部の鋭い表在性の痛み。
- 片側でワレー圧痛点が認められる痛み。
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- 解答:
- 4
問139
次の文で示す患者への対応で適切でないのはどれか。 「35歳の男性。数年前から便秘が続き、4、5日に1回、太く長い便を出す。」
- 線維成分の少ない食事をとらせる。
- 腹筋強化運動を行わせる。
- 結腸に沿った揉捏法を行う。
- 腰仙部の圧迫法を行う。
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- 解答:
- 1
問140
月経異常に対して施術の最も適応性の高いのはどれか。
- 不正性器出血を伴う場合
- 過長月経を伴う場合
- 月経痛の増強を伴う場合
- 稀発月経の場合
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- 解答:
- 4
問141
次の文で示す患者への施術で誤っているのはどれか。 「41歳の男性。2年前に交通事故に遭い、上肢外側部に痛みとしびれとが持続している。」
- 頸部を強く後屈して牽引を行う。
- 上肢の圧痛点に持続的圧迫法を行う。
- 施術後に頸や上肢の自動運動を行う。
- 頸部に温熱療法を行う。
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- 解答:
- 1
問142
神経痛と治療対象となる経絡との組合せで誤っているのはどれか。
- 橈骨神経痛 - 手の陽明大腸経
- 正中神経痛 - 手の厥陰心包経
- 尺骨神経痛 - 手の太陰肺経
- 坐骨神経痛 - 足の太陽膀胱経
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- 解答:
- 3
問143
次の文で示す患者への治療で誤っているのはどれか。 「23歳のテニス選手。最近、ボールを打つ時に肘の外側が痛む。」
- 前腕筋群のストレッチを行う。
- 手関節に抵抗を加えながら背屈運動をさせる。
- 運動後に冷罨法を行う。
- 前腕伸筋群にマッサージを行う。
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- 解答:
- 2
問144
次の文で示す患者への治療として適切でないのはどれか。「60歳の男性。数か月前から徐々に腰が痛くなり、最近では右下肢後側も痛むようになった。」
- 殿筋の揉捏法
- 背腰筋の揉捏法
- 大腿伸筋の伸展法
- 腹筋の強化運動法
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- 解答:
- 3
問145
次の文で示す患者について最も強化すべき筋はどれか。 「60歳の女性。起立時と歩行時に膝が痛む。炎症所見はない。」
- 前脛骨筋
- 大腿四頭筋
- 半膜様筋
- 腓腹筋
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- 解答:
- 2
問146
本態性高血圧症の治療として適切でないのはどれか。
- 手足のマッサージ
- 軽い按腹法
- 前胸部の叩打法
- 肩背部の揉捏法
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- 解答:
- 3
問147
スポーツによる足関節捻挫に対する応急処置で誤っているのはどれか。
- 温める。
- 安静にさせる。
- 圧迫する。
- 挙上する。
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- 解答:
- 1
問148
高齢者への対応で誤っているのはどれか。
- 排尿させてから施術を行う。
- 施術前後には血圧や脈拍を測定する。
- 訴えが多様なときは強い刺激で行う。
- 施術後は一般状態を確認する。
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- 解答:
- 3
問149
次の文で示す患者について、あ2-149、あ2-150の問いに答えよ。「54歳の女性。最近、高いところにある物を取ったり、髪をとかしたり、エプロンのひもを結んだりするときに肩関節部が痛む。」 あ2-149 最も考えられる疾患はどれか。
- 頸椎症
- 肩関節周囲炎
- 腋窩神経の神経痛
- 斜角筋症候群
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- 解答:
- 2
問150
あ2-150 この患者への治療で正しい記述はどれか。
- 罹患部にホットパックを施す。
- 頸椎部を牽引する。
- 障害神経の伸展法を行う。
- 上肢を三角巾でつり、安静にする。
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- 解答:
- 1