EXAM 国試対策

国家試験【あん摩マッサージ指圧師】過去問題

2009年(H21年)第17回 あん摩マッサージ指圧師国家試験

東洋医学臨床論 (問題119~140)

問119

前腕後外側から示指にかけての痛みに対する治療で経脈の流注を考慮した場合、施術対象となるのはどれか。

  1. 心包経  
  2. 心 経  
  3. 小腸経  
  4. 大腸経
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問120

次の文で示す患者の病証に対し、施術対象となる経脈はどれか。「30歳の女性。長時間パソコンを使用すると目がかすむ。月経血量が少ない。わずかなことで怒りやすい。」

  1. 足の厥陰経  
  2. 手の少陰経  
  3. 足の太陰経  
  4. 手の太陰経
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問121

次の文で示す末梢神経麻痺に対し、施術対象となる罹患筋はどれか。「足関節の底屈(屈曲)ができず、階段昇降が困難である。」

  1. 下腿三頭筋  
  2. 前脛骨筋  
  3. 長母指伸筋  
  4. 長腓骨筋
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問122

前頭部にビリッとした電撃様の痛みが走る場合、罹患神経を圧迫する治療穴として適切なのはどれか。

  1. 聴 宮  
  2. 陽 白  
  3. 四 白  
  4. 下 関
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問123

特発性肋間神経痛による背部から側胸部にかけての痛みに対し局所治療穴として適切なのはどれか。

  1. 膈 兪  
  2. 次 髎 
  3. 秩 辺  
  4. 中 極
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問124

骨粗鬆症患者に対する施術で最も注意が必要なのはどれか。

  1. 背腰部の母指圧迫法  
  2. 腹部の手掌軽擦法
  3. 殿部の手根揉捏法   
  4. 下腿部の母指揉捏法
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問125

拘縮期の五十肩に対する治療で適切でないのはどれか。

  1. 低周波通電療法  
  2. 極超短波療法  
  3. 固 定  
  4. コッドマン体操
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問126

次の文で示す患者の病態に対する治療で適切でないのはどれか。「60歳の女性。数年前から膝が痛む。膝の熱感・腫脹はない。」

  1. 階段昇降運動を指示する。  
  2. 大腿四頭筋のマッサージを行う。
  3. 関節周囲の軽擦法を行う。  
  4. 低周波通電を行う。
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問127

次の文で示す患者の病態に対し、局所治療の対象となるのはどれか。「21歳の男性。陸上の長距離選手。ランニング中に右膝外側が痛む。」

  1. 膝蓋靱帯  
  2. 半腱様筋  
  3. 腸脛靱帯  
  4. 縫工筋
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問128

理学的検査所見と罹患局所への施術部位との組合せで適切なのはどれか。

  1. チェアテスト陽性 ―――――― 結節間溝部     
  2. スパーリングテスト陽性 ――― 頸椎部
  3. ヤーガソンテスト陽性 ―――― 上腕骨外側上顆部  
  4. ライトテスト陽性 ―――――― 手根管部
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問129

耳鳴りに対する局所治療穴として適切なのはどれか。

  1. 天 枢  
  2. 郄 門  
  3. 膏 肓  
  4. 翳 風
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問130

大腸の腑の病による便秘に対して用いる募穴はどれか。

  1. 期 門  
  2. 中 極  
  3. 中 府  
  4. 天 枢
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問131

月経痛に対し、最も施術の適応となるのはどれか。

  1. 不正性器出血を伴う場合     
  2. 帯下を伴う場合
  3. 月経ごとに痛みが増強する場合  
  4. 月経前緊張症を伴う場合
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問132

腹痛に対し、最も施術の適応となるのはどれか。

  1. タール様便がみられる場合  
  2. ブルンベルグ徴候がみられる場合
  3. 精神的ストレスによる場合  
  4. 嘔気、冷汗を伴う場合
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問133

次の文で示す患者について、あ17-133、あ17-134の問に答えよ。「30歳の男性。2か月前より右殿部から下腿後面・足底にかけて痛む。間欠跛行はない。右SLRテスト陽性。足背動脈の拍動は触知可能。」あ17-133 最も考えられる疾患はどれか。

  1. 腰部脊柱管狭窄症
  2. 腰椎椎間板ヘルニア
  3. 閉塞性動脈硬化症
  4. 糖尿病性神経障害
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問134

あ17-134 徒手による神経伸展法を行う場合、対象となる罹患神経はどれか。

  1. 大腿神経     
  2. 坐骨神経
  3. 上殿神経
  4. 下殿神経
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問135

次の文で示す患者について、あ17-135、あ17-136の問に答えよ。「60歳の女性。腰がだるく、腰下肢が冷えて疲れやすい。頻尿を伴う。」あ17-135 病証として適切なのはどれか。

  1. 気虚証
  2. 血虚証
  3. 陽虚証
  4. 陰虚証
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問136

あ17-136. 施術対象となる経脈はどれか。

  1. 肝 経
  2. 心 経 
  3. 肺 経
  4. 腎 経
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問137

次の文で示す患者について、あ17-137、あ17-138の問に答えよ。「26歳の女性。便秘と下痢が交互に反復する。粘血便は出ないが、精神的ストレスと関連して発症する。」あ17-137 認められる症状として適切でないのはどれか。

  1. 発 熱
  2. 兎糞便   
  3. 腹 痛
  4. 腹部膨満感
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問138

あ17-138 臍の左側3寸5分の部位に顕著な圧痛を認めた。相当する経穴はどれか。

  1. 肓 兪  
  2. 大 横  
  3. 天 枢  
  4. 帯 脈
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問139

次の文で示す患者について、あ17-139、あ17-140の問に答えよ。「43歳の女性。3週間前から母指、示指、中指に痛み・しびれが発症し、最近は母指が動かしにくい、仕事は手作業。」あ17-139 理学的検査法として適切なのはどれか。

  1. ファレンテスト 
  2. フローマン徴候
  3. チェアテスト
  4. ドロップアームテスト
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問140

あ17-140 治療対象となる罹患神経はどれか。

  1. 尺骨神経
  2. 正中神経 
  3. 橈骨神経
  4. 腋窩神経
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