国家試験【はり師・きゅう師】過去問題
2004年(H16年)第12回 はり師・きゅう師国家試験
東洋医学概論 (問題92~111)
問92
脳卒中のリハビリテーションで正しい記述はどれか。
- 意識障害が強い患者では関節可動域訓練は禁忌である。
- 坐位が安定していなくても歩行訓練を開始する。
- 歩行が自立していなくてもセルフケア訓練を開始する。
- 下肢麻痺が共同運動レベルでは装具歩行ができない。
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- 解答:
- 3
問93
母指と示指で輪を作ることが模倣できない患者で疑われるのはどれか。
- 半側空間無視
- 構成失行
- 観念失行
- 観念運動失行
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- 解答:
- 2・4
問94
脊髄損傷による膀胱直腸障害でないのはどれか。
- 無 尿
- 失 禁
- 尿 閉
- 便 秘
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- 解答:
- 1
問95
下肢切断と起こりやすい関節拘縮との組合せで誤っているのはどれか。
- 大腿切断 - 股関節屈曲拘縮
- 下腿切断 - 膝関節屈曲拘縮
- サイム切断 - 膝関節伸展拘縮
- リスフラン関節離断 - 足関節屈曲拘縮
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- 解答:
- 3
問96
神経麻痺と装具との組合せで正しいのはどれか。
- 正中神経麻痺 - 長対立副子
- 尺骨神経麻痺 - コックアップスプリント
- 大腿神経麻痺 - 短下肢装具
- 総腓骨神経麻痺 - PTB免荷装具
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- 解答:
- 1
問97
東洋医学の特色で適切でないのはどれか。
- 本治による治療では奇穴を用いる。
- 四診によって証の決定を行う。
- 虚実に基づいて補瀉を施す。
- 未病を治す。
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- 解答:
- 1
問98
五行論で誤っている記述はどれか。
- 五行論は陰陽論を含む。
- 相生と相剋の法則がある。
- 難経六十九難による治療法に活用される。
- 色体表は臓腑の病変の診断に応用される。
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- 解答:
- 1
問99
外邪に対する防御的役割をするのはどれか。
- 宗 気
- 経 気
- 衛 気
- 営 気
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- 解答:
- 3
問100
津液について誤っているのはどれか。
- 心により代謝が促進される。
- 水穀から分離される。
- 体温調節に関与する。
- 皮膚を潤す。
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- 解答:
- 1
問101
臓腑と開竅部との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 - 口唇
- 心 - 舌
- 脾 - 耳
- 腎 - 目
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- 解答:
- 2
問102
臓腑と生理作用との組合せで正しいのはどれか。
- 肺 - 運化
- 腎 - 統血
- 小腸 - 清濁の分別
- 胆 - 水穀の受納
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- 解答:
- 3
問103
外因で体重節痛を引き起こすのはどれか。
- 風 邪
- 寒 邪
- 湿 邪
- 燥 邪
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- 解答:
- 3
問104
七情で腎を傷るのはどれか。
- 怒
- 思
- 悲
- 恐
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- 解答:
- 4
問105
虚証の症状で適切でないのはどれか。
- 短気
- 自汗
- 下痢
- 拒按
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- 解答:
- 4
問106
次の文で示す病証に関係する臓はどれか。「手足の筋のひきつれ、季肋部痛、めまいや目の乾燥がある。」
- 心
- 肝
- 肺
- 腎
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- 解答:
- 2
問107
次の文で示す是動病の経脈はどれか。「食するともどし、胃部が痛み、腹が張る。よくおくびし、放屁すればすっきりする。全身が重く感じる。」
- 大腸経
- 胃経
- 肺経
- 脾経
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- 解答:
- 4
問108
次の文で示す経絡病証について適切なのはどれか。「目の痛みが強く、頭痛もある。背中は張って腰は折れんばかりに痛み、下腿後面の筋がひきつれる。」
- 肝 経
- 膀胱経
- 胆 経
- 腎 経
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- 解答:
- 2
問109
陽蹻脈病証の症状はどれか。
- 月経異常
- 目の痛み
- 排尿障害
- 下 痢
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- 解答:
- 2
問110
古代九鍼で「皮膚を破る鍼」とされているのはどれか。
- 鋒 鍼
- 毫 鍼
- 大 鍼
- 鍉 鍼
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- 解答:
- 1
問111
五臓五刺で正しい組合せはどれか。
- 脾 - 半 刺
- 肺 - 関 刺
- 肝 - 合谷刺
- 腎 - 輸 刺
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- 解答:
- 4