国家試験【はり師・きゅう師】過去問題
2002年(H14年)第10回 はり師・きゅう師国家試験
生理学 (問題34~49)
問34
健康成人の体液について誤っている記述はどれか。
- 体液は体重の60%を占める。
- 細胞内液は間質液と血漿に区分される。
- 細胞外液にはナトリウムイオンが多い。
- 細胞内液にはカリウムイオンが多い。
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- 解答:
- 2
問35
血漿蛋白について正しい記述はどれか。
- α-グロブリンは抗体として働く。
- アルブミンが最も多い。
- フィブリノーゲンはホルモンを運搬する。
- γ―グロブリンは血液凝固に関与する。
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- 解答:
- 2
問36
循環系における圧受容器反射について誤っている記述はどれか。
- 受容器は頚動脈洞や大動脈洞の血管壁にある。
- 短時間(秒単位)で作動する。
- 遠心路は交感神経および迷走神経である。
- 反射中枢は脊髄にある。
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- 解答:
- 4
問37
呼吸の反射性調節について正しい組合せはどれか。
- 動脈血酸素分圧の低下 ― 呼吸促進
- 動脈血二酸化炭素分圧の低下 ― 呼吸促進
- 肺伸展受容器の興奮 ― 呼吸抑制
- 脳脊髄液中の水素イオン濃度の上昇 ― 呼吸抑制
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- 解答:
- 1
問38
大腸について正しい記述はどれか。
- 水分の約95%が吸収される。
- 盲腸から上行結腸にかけて逆蠕動が起こる。
- 蠕動運動は交感神経によって促進される。
- 大腸液は消化酵素を含む。
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- 解答:
- 2
問39
体温調節時の産熱に関与しないのはどれか。
- 副腎髄質ホルモンの分泌増加
- 甲状腺ホルモンの分泌増加
- 皮膚血管の拡張
- ふるえの増大
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- 解答:
- 3
問40
排尿時に起こるのはどれか。
- 膀胱支配の骨盤神経活動の増加
- 膀胱支配の下腹神経活動の増加
- 外尿道括約筋の収縮
- 内尿道括約筋の収縮
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- 解答:
- 1
問41
血圧調節に関与するのはどれか。
- エストロゲン
- 成長ホルモン
- ノルアドレナリン
- プロラクチン
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- 解答:
- 3
問42
性周期について誤っている記述はどれか。
- 排卵に先立って黄体形成ホルモンの分泌が急激に増加する。
- プロゲステロンは排卵後に分泌が増加する。
- 黄体は着床が起こると退化する。
- エストロゲンは子宮内膜を肥厚させる。
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- 解答:
- 3
問43
神経伝達物質について誤っている記述はどれか。
- γ-アミノ酪酸は抑制性である。
- グリシンは興奮性である。
- オピオイドペプチドは鎮痛に重要である。
- P物質は痛覚に重要である。
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- 解答:
- 2
問44
脳神経について誤っている記述はどれか。
- 動眼神経は副交感神経を含む。
- 迷走神経は内臓求心性神経を含む。
- 副神経は頸部の運動に関係する。
- 舌下神経は味覚に関係する。
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- 解答:
- 4
問45
脳波とそれが現れやすい時期との組合せで正しいのはどれか。
- α波 ― 安静閉眼時
- β波 ― 睡眠時
- δ波 ― 精神活動期
- θ波 ― 感覚刺激時
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- 解答:
- 1
問46
大脳辺縁系について誤っているのはどれか。
- 性行動への関与
- 自律機能の調節
- 感覚情報の統合
- 摂食行動への関与
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- 解答:
- 3
問47
骨格筋の収縮時に短縮するのはどれか。
- l帯
- A帯
- Z帯
- H帯
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- 解答:
- 1.4
問48
反射中枢が脳幹にないのはどれか。
- 緊張性迷路反射
- 引っかき反射
- 立ち直り反射
- 緊張性頚反射
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- 解答:
- 2
問49
運動感覚に含まれないのはどれか。
- 抵抗感
- 位置感
- 重量感
- 遠近感
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- 解答:
- 4