国家試験【はり師・きゅう師】過去問題
2012年(H24年)第20回 はり師・きゅう師国家試験
臨床医学各論 (問題62~83)
問62
胸郭出口症候群で適切な記述はどれか。
- 高齢者に多い。
- 前斜角筋による圧迫が原因となる。
- 動脈は圧迫されない。
- 上肢帯の筋力は症状と関連しない。
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- 解答:
- 2
問63
肩関節脱臼で正しいのはどれか。
- 病的脱臼が多い。
- 後方脱臼が多い。
- 腕神経叢麻痺を起こす。
- 関節強直を起こす。
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- 解答:
- 3
問64
脊椎分離すべり症について正しい記述はどれか。
- 青少年にはみられない疾患である。
- 胸腰椎移行部に起こる頻度が高い。
- 上関節突起と下関節突起間に病変がみられる。
- 腰椎後弯が増強する。
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- 解答:
- 3
問65
癌と腫瘍マーカーとの組合せで正しいのはどれか。
- 大腸癌 - CEA
- 子宮体癌 - SCC
- 胃癌 - CYFRA
- 乳癌 - AFP
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- 解答:
- 1
問66
潰瘍性大腸炎の合併症でないのはどれか。
- 口腔内アフタ
- ブドウ膜炎
- 結節性紅斑
- 痔瘻
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- 解答:
- 4
問67
閉塞性肥大型心筋症でみられるのはどれか。
- 大動脈圧上昇
- 突然死
- 胸部大動脈瘤
- 肺動脈弁狭窄症
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- 解答:
- 2
問68
原発性アルドステロン症で正しいのはどれか。
- 低血圧
- アルカローシス
- 高マグネシウム血症
- 血漿レニン活性高値
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- 解答:
- 2
問69
特発性肺線維症について誤っている記述はどれか。
- 60歳代に多い。
- 細菌性肺炎に含まれる。
- 重篤な呼吸障害を生じる。
- 肺胞隔壁に炎症・線維化をきたす。
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- 解答:
- 2
問70
マイコプラズマ肺炎で正しい記述はどれか。
- 老年者に頻度が高い。
- 潜伏期は2~3日である。
- 消化器症状はみられない。
- 乾性咳が多い。
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- 解答:
- 4
問71
疾患と検査結果との組合せで適切なのはどれか。
- 関節リウマチ - CRP値上昇
- 悪性リンパ腫 - フィラデルフィア染色体陽性
- 全身性硬化症 - HLA-B51陽性
- 悪性貧血 - ビタミンB6欠乏
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- 解答:
- 1
問72
鉄欠乏性貧血について正しい記述はどれか。
- 男性に多くみられる。
- ハンター舌炎がみられる。
- フェリチンが減少する。
- 総鉄結合能が減少する。
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- 解答:
- 3
問73
慢性腎不全でみられるのはどれか。
- 多血症
- 血清尿素窒素低値
- 低リン血症
- 高血圧症
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- 解答:
- 4
問74
大動脈弁狭窄症でみられるのはどれか。
- 収縮中期のクリック音
- オープニングスナップ
- 遅脈
- 大脈
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- 解答:
- 3
問75
ビタミンB2欠乏による症状はどれか。
- 皮膚炎
- 精神障害
- 神経炎
- 貧血
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- 解答:
- 1
問76
アルツハイマー病で適切な記述はどれか。
- 大脳皮質に老人斑を認める。
- 病初期からゲルストマン症候群がみられる。
- 片麻痺がみられる。
- まだら認知症が特徴的である。
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- 解答:
- 1
問77
「65歳の男性。3週間前に転倒し、前頭部を強打した。その時以後両上肢のしびれ感と歩行困難が出現している。」最も考えられるのはどれか。
- 頸椎骨折
- 頸髄中心性損傷
- 頸髄腫瘍
- 腕神経叢障害
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- 解答:
- 2
問78
「65歳の男性。3週間前に転倒し、前頭部を強打した。その時以後両上肢のしびれ感と歩行困難が出現している。」この患者の症状で誤っている記述はどれか。
- 横隔膜呼吸が消失する。
- 両上肢の脱力がみられる。
- 膝蓋腱反射が亢進する。
- 排尿困難がある。
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- 解答:
- 1
問79
「78歳の女性。大腿骨頚部骨折の術後3日間ベッド上安静であったが、突然胸痛、呼吸困難が出現した。胸部単純エックス線写真でうっ血所見はなく、肺野の透過性増大がみられた。血性クレアチニンキナーゼ値は正常、D-ダイマー値上昇が認められた。」本疾患の発症を予測するのに最も有用な検査はどれか。
- ホルター心電図
- 負荷心筋シンチグラフィ
- 頸動脈超音波検査
- 下肢静脈超音波検査
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- 解答:
- 4
問80
「78歳の女性。大腿骨頚部骨折の術後3日間ベッド上安静であったが、突然胸痛、呼吸困難が出現した。胸部単純エックス線写真でうっ血所見はなく、肺野の透過性増大がみられた。血性クレアチニンキナーゼ値は正常、D-ダイマー値上昇が認められた。」本疾患の危険因子として最も重要なのはどれか。
- 脱水
- 貧血
- 運動
- 徐脈
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- 解答:
- 1
問81
細菌性食中毒で正しい記述はどれか。
- サルモネラ属は潜伏期が1週間である。
- 腸炎ビブリオによる食中毒はボツリヌスより発症頻度が低い。
- ボツリヌス菌毒素は高温加熱によっても不活性化されない。
- 腸管病原性大腸菌ではベロ毒素によって発症する。
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- 解答:
- 4
問82
感染症について正しい記述はどれか。
- 大量の抗菌薬を投与しないと日和見感染が起こる。
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は院内感染の原因になる。
- 腸管病原性大腸菌で起こる感染症を菌交代症という。
- 生命に対する危険度が最も高いものは5類感染症に分類される。
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- 解答:
- 2
問83
難聴を初発症状とすることが多いのはどれか。
- 神経膠腫
- 髄膜腫
- 神経鞘腫
- 下垂体腺腫
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- 解答:
- 3