国家試験【はり師・きゅう師】過去問題
2013年(H25年)第21回 はり師・きゅう師国家試験
臨床医学各論 (問題60~83)
問60
生後3か月検診で右股関節の開排制限を認めた。最も考えられる疾患はどれか。
- ペルテス病
- 先天性股関節脱臼
- 大腿骨頭すべり症
- 大腿骨頭壊死症
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- 解答:
- 2
問61
小児の骨折について正しい記述はどれか。
- 不全骨折の比率が低い。
- 骨端線損傷は成長障害の原因にならない。
- 自家矯正能は旺盛である。
- 骨癒合が遅い。
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- 解答:
- 3
問62
慢性膵炎で正しい記述はどれか。
- 胆石によるものが多い。
- 便秘が多い。
- 腹部超音波検査で石灰化像がみられる。
- 病初期より糖尿病が発症する。
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- 解答:
- 3
問63
院内感染と関連が深いのはどれか。
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
- A群溶血連鎖球菌
- 肺炎球菌
- 破傷風菌
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- 解答:
- 1
問64
全身性エリテマトーデスについて正しい記述はどれか。
- 血清 γ ーグロブリン値は低下する。
- 末梢白血球数は減少する。
- 補体価は高値となる。
- HLA-B51 が陽性である。
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- 解答:
- 2
問65
疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。
- 再生不良性貧血 ─── ハンター舌炎
- 悪性リンパ腫 ──── レイノー現象
- 皮膚筋炎 ────── 陰部潰瘍
- ベーチェット病 ─── 口腔内アフタ性潰瘍
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- 解答:
- 4
問66
眼疾患と所見との組合せで正しいのはどれか。
- アレルギー性結膜炎 ── 眼瞼腫脹
- 緑内障 ──────── 水晶体混濁
- 白内障 ──────── ブドウ膜炎
- 角膜炎 ──────── 眼圧亢進
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- 解答:
- 1
問67
関節リウマチの関節内初期病変部位はどれか。
- 靱帯
- 骨
- 関節軟骨
- 滑膜
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- 解答:
- 4
問68
疾患と牽引方法との組合せで正しいのはどれか。
- 大腿骨骨幹部骨折 ───── 直達牽引
- 腰椎椎間板ヘルニア ──── スピードトラック牽引
- 大腿骨頸部骨折 ────── 骨盤牽引
- 筋性斜頚 ───────── 頸椎牽引
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- 解答:
- 1
問69
L4 -L5椎間板ヘルニアについて正しい記述はどれか。
- 下肢症状は両側性に出現することが多い。
- 好発年齢は60歳代である。
- 下肢伸展挙上テストは陽性である。
- 膝蓋腱反射が減弱する。
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- 解答:
- 3
問70
肺気腫について正しい記述はどれか。
- 肺胞の胞隔に線維化をきたす。
- CO2 ナルコーシスをきたす。
- 呼気は短縮する。
- 肺機能検査で残気量が減少する。
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- 解答:
- 2
問71
肺癌の検査法で適切でないのはどれか。
- 超音波検査
- CT 検査
- MRI 検査
- PET(ポジトロンCT) 検査
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- 解答:
- 1
問72
気胸について正しい記述はどれか。
- 突然嗄声が出現する。
- 肥満は危険因子である。
- 自然気胸は成人女性に多い。
- 緊張性気胸は緊急処置が必要となる。
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- 解答:
- 4
問73
自動体外式除細動器(AED) について誤っている記述はどれか。
- 薬事法に定められた医療機器である。
- 除細動の時は対象者の体に触れない。
- 使用するには医師の指示が必要である。
- AED は自動的に心室細動を判定し除細動する。
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- 解答:
- 3
問74
胃切除術後のダンピング症候群の所見で誤っているのはどれか。
- 冷汗
- 腹痛
- 高血糖
- 下痢
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- 解答:
- 3
問75
痛風の食事療法で摂取制限をするのはどれか。
- 糖分
- アルコール
- 水分
- 塩分
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- 解答:
- 2
問76
フローマン徴候がみられるのはどれか。
- 正中神経麻痺
- 腋窩神経麻痺
- 橈骨神経麻痺
- 尺骨神経麻痺
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- 解答:
- 4
問77
次の文で示す症例について、問題77、問題78 の問に答えよ。「55 歳の女性。夕食にてんぷらを摂取後、悪心、嘔吐、右季肋部痛が出現し、救急外来を受診した。血液検査データで白血球数19,500/μl、CRP高値、赤沈亢進を認めた。」本患者で予測される所見はどれか。
- 視診で皮膚線条がみられる。
- 聴診で血管雑音が聴取される。
- 打診で肋骨脊柱角に叩打痛がある。
- 触診で筋性防御がみられる。
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- 解答:
- 4
問78
本患者でまず行う検査はどれか。
- 腹部超音波検査
- 消化管内視鏡検査
- 血管造影検査
- PET(ポジトロンCT) 検査
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- 解答:
- 1
問79
次の文で示す症例について、問題79、問題80 の問に答えよ。「71歳の女性。 1週間前から労作時の胸痛を自覚していたが、安静で症状は軽減したため放置していた。しかし、昨日より安静時でも胸痛が起こるようになり、救急受診した。」本疾患の危険因子として最も重要なのはどれか。
- 低血糖
- 低血圧
- 低HDL血症
- 低アルブミン血症
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- 解答:
- 3
問80
本疾患の合併症としてよくみられるのはどれか。
- 僧帽弁狭窄症
- 心室性期外収縮
- 心房中隔欠損症
- 気胸
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- 解答:
- 2
問81
末梢性顔面神経麻痺でみられる症状はどれか。
- 嗅覚障害
- 対光反射消失
- 顔面知覚低下
- 味覚障害
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- 解答:
- 4
問82
ギラン・バレー症候群について正しい記述はどれか。
- 中枢神経障害である。
- 対称性の四肢脱力がみられる。
- 髄液検査で細胞数の増加を認める。
- 自然軽快は少ない。
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- 解答:
- 2
問83
突発性難聴について正しい記述はどれか。
- 伝音難聴である。
- 頭痛を伴う。
- 耳鳴りを伴う。
- 抗菌薬が有効である。
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- 解答:
- 3