EXAM 国試対策

国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

1995年(H7年)第3回 はり師・きゅう師国家試験

東洋医学臨床論 (問題125~140)

問125

肩甲挙筋のこりに対する適切な治療穴はどれか。

  1. 天柱  
  2. 天りょう 
  3. 肩中兪  
  4. 膏肓
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問126

次の文で示す患者の病態から考えて緊張を改善すべき適切な筋はどれか。「33歳の女性。3日月前から腕をあげて作業をすると上肢が重だるく、しびれるようになってきた。ジャクソンテスト陰性、ライトテスト陽性、3分間挙上負荷試験陽性であった。」

  1. 胸鎖乳突筋  
  2. 僧帽筋  
  3. 小胸筋  
  4. 棘上筋
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問127

神経痛と罹患神経を対象とした刺鍼経穴との組合せで適切なのはどれか。

  1. 後頭神経痛    ― 完骨  
  2. 三叉神経第2枝痛 ― 四白
  3. 正中神経痛    ― 小海  
  4. 坐骨神経痛    ― 風市
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問128

C6デルマトーム領域の疼痛に対する局所治療穴として適切な組合せはどれか。

  1. 消れき ― 臑会  
  2. 曲沢 ― 神門  
  3. 孔最 ― 合谷  
  4. 肩貞 ― 天井
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問129

理学的検査所見と刺鍼部位との組合せで適切なのはどれか。

  1. ボンネットテスト陽性  ― 殿部  
  2. マクマリィーテスト陽性 ― 腹部
  3. パトリック徴候陽性   ― 肩上部  
  4. ニュートンテスト陽性  ― 後頸部
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問130

次の文で示す神経麻痺で、麻痺神経に対する治療穴として正しいのはどれか。「足関節は底屈し、内反もある。歩行は鶏歩となる。」

  1. 髀関  
  2. 陽陵泉  
  3. 承筋  
  4. 湧泉
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問131

気管支喘息の治療目的として適切な記述はどれか。

  1. 気管支筋の緊張を緩める。  
  2. 副交感神経の興奮性を高める。
  3. 咽頭反射を高める。     
  4. 気道の過敏性を高める。
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問132

古くから行われている食あたりに対する灸治療はどれか。

  1. ちりげの灸  
  2. 腰部八点灸  
  3. 患門の穴の灸  
  4. 裏内庭の灸
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問133

次の文で示す患者の治療対象とする病証で適切なのはどれか。「55歳の男性。めまい、目のかすみ、こむら返りを訴える。爪が白く、脈状は細。」

  1. 肝の病証  
  2. 脾の病証  
  3. 肺の病証  
  4. 心の病証
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問134

次の文で示す患者の病証はどれか。「夜間の潮熱、手足のほてり、盗汗を主症状とし、脈は細、数。随伴症状として不眠や便秘がみられる。」

  1. 気虚証  
  2. 陽虚証  
  3. 陰虚証  
  4. 血虚証
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問135

次の文で示す患者の治療方針として最も適切なのはどれか。「倦怠感、四肢無力、食欲不振、腹部膨満感、泥状便、脈は弱い。」

  1. 肝気を補う。  
  2. 心気を補う。  
  3. 肺気を補う。  
  4. 脾気を補う。
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問136

上歯痛に対する循経取穴で正しいのはどれか。

  1. 大腸経の経穴  
  2. 胃経の経穴  
  3. 三焦経の経穴  
  4. 小腸経の経穴
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問137

不眠に伴う症状で鍼灸治療が最も適応となるのはどれか。

  1. 睡眠飢餓  
  2. 幻覚・妄想  
  3. 躁うつ状態  
  4. 強迫症状
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問138

婦人科系の症状で鍼灸治療が最も適応するのはどれか。

  1. 過多月経  
  2. 月経前緊張症  
  3. 黄帯下  
  4. 不正性器出血
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問139

ジャンパー膝への鍼通電療法の対象として最も適切な筋はどれか。

  1. 大腿四頭筋  
  2. 大腿二頭筋  
  3. 下腿三頭筋  
  4. 前脛骨筋
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問140

高齢者の疾患の特徴として適切でない記述はどれか。

  1. 多臓器病変を有することが多い。  
  2. 脱水症状を起こしやすい。
  3. 精神症状を示しやすい。      
  4. 典型的な症状を示すことが多い。
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