EXAM 国試対策

国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

2005年(H17年)第13回 はり師・きゅう師国家試験

東洋医学臨床論 (問題125~140)

問125

東洋医学的治療原則について誤っている記述はどれか。

  1. 心理状態を考慮する。        
  2. 先病が本治法の対象となる。
  3. 急性の症状では標治法を優先する。  
  4. 秋・冬には浅刺する。
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問126

頭痛に対する四総穴で適切なのはどれか。

  1. 委 中  
  2. 合 谷  
  3. 列 缺  
  4. 足三里
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問127

末梢性顔面神経麻痺における羅患筋と治療穴との組合せで誤っているのはどれか。

  1. 前頭筋 ― 曲差  
  2. 頬筋  ― 頷厭  
  3. 眼輪筋 ― 四白  
  4. 口輪筋 ― 地倉
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問128

メニエール病のめまいに対し、三焦経の治療穴で適切なのはどれか。

  1. 頭竅陰  
  2. 聴 会  
  3. 聴 宮  
  4. 耳 門
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問129

過多月経の治療穴で八会穴を用いる場合、適切なのはどれか。

  1. 膻 中  
  2. 膈 兪  
  3. 大 杼  
  4. 懸 鐘
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問130

小児気管支喘息の発作予防の施術で適切でないのはどれか。

  1. 肺経の接触鍼  
  2. 前胸部の管散術  
  3. 背部兪穴の知熱灸  
  4. 腹部の多壮灸
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問131

足の冷えに用いる刺法で適切なのはどれか。

  1. 陰 刺  
  2. 短 刺  
  3. 偶 刺  
  4. 報 刺
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問132

次の文で示す患者の病証に対し、施術対象となる経路はどれか。「45歳の女性。目尻から側頭部にかけて痛みがある。口も苦く、よくため息をつく。」

  1. 足の少陽経  
  2. 足の少陰経  
  3. 手の陽明経  
  4. 手の太陰経
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問133

上肢痛の原因疾患と局所治療穴との組合せで適切でないのはどれか。

  1. 手根管症候群  ― 大陵  
  2. 円回内筋症候群 ― 四瀆
  3. 肘部管症候群  ― 小海  
  4. 橈骨神経痛   ― 消濼
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問134

次の文で示す患者の病態に対し、施術の対象とされる局所部位はどれか。「45歳の男性。3か月前からボーリングを始めた。最近、投球動作で右肩に痛みが生じた。ペインフルアークサイン陰性。スピードテスト陽性。」

  1. 結節間溝部  
  2. 肩甲骨棘下部  
  3. 肩甲間部  
  4. 上腕三頭筋部
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問135

肩峰下インピンジメント症候群に対する局所施術で対象となる罹患筋はどれか。

  1. 前鋸筋  
  2. 棘上筋  
  3. 小胸筋  
  4. 大円筋
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問136

スポーツ障害と罹患局所への治療穴との組合せで適切でないのはどれか。

  1. 水泳肩     ― 肩髃     
  2. 野球肘     ― 少海
  3. ジャンパー膝  ― 承筋  
  4. シンスプリント ― 三陰交
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問137

湿度が高くなると症状が増悪する痺証はどれか。

  1. 行 痺  
  2. 痛 痺  
  3. 着 痺  
  4. 熱 痺
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問138

次の文で示す患者の病証に対し、難経六十九難に基づき補法を行う経穴はどれか。「40歳の女性。寒がり、くしゃみがよく出る。話すのがおっくうで声にカがない。舌質淡。脈弱。」

  1. 曲 泉  
  2. 大 都  
  3. 太 淵  
  4. 少 衝
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問139

次の文で示す患者についてはき13-139、140の問に答えよ。「35歳の女性。コンピュータ作業を続けると目が疲れ物がぼやけてみえる。月経血量は少ない。爪につやがない。舌質淡。脈は細。」五臓の病証で適切なのはどれか。 

  1. 肝  
  2. 心  
  3. 脾  
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問140

気血の病証で適切なのはどれか。

  1. 気 虚  
  2. 気 滞  
  3. 血 瘀 
  4. 血 虚
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