EXAM 国試対策

国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

2016年(H28年)第24回 はり師・きゅう師国家試験

経絡経穴概論 (問題102~117)

問102

少海から神門までと同じ骨度はどれか。

  1.  脛骨内側顆下縁から内果尖
  2.  胸骨体下端から恥骨結合上縁
  3.  足指尖から踵
  4.  足三里から解渓
解答・解説を見る

問103

経穴の部位と動脈の組合せで正しいのはどれか。

  1.  人迎―――顔面動脈
  2.  曲沢―――尺骨動脈
  3.  申脈―――後脛骨動脈
  4.  太衝―――足背動脈
解答・解説を見る

問104

長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間にとる経穴はどれか。

  1.  太淵
  2.  偏歴
  3.  陽渓
  4.  列欠
解答・解説を見る

問105

伏在神経の支配領域にある経穴はどれか。

  1.  梁丘
  2.  犢鼻
  3.  足三里
  4.  豊隆
解答・解説を見る

問106

直刺して円回内筋にあたる経穴はどれか。

  1.  四瀆
  2.  少海
  3.  郄門
  4.  尺沢
解答・解説を見る

問107

経穴と筋・腱の位置関係で正しいのはどれか。

  1.  霊道は尺側手根屈筋腱の尺側にある。
  2.  支正は尺側手根伸筋と小指伸筋の間にある。
  3.  曲沢は上腕二頭筋腱の撓側にある。
  4.  間使は長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間にある。
解答・解説を見る

問108

気衝との位置関係で正しいのはどれか。

  1.  下方3寸に足五里がある。
  2.  上方1寸に水道がある。
  3.  外方2寸に衝門がある。
  4.  内方5分に急脈がある。
解答・解説を見る

問109

取穴法で正しいのはどれか。

  1.  豊隆は前脛骨筋の外縁、外果尖の上方6寸に取る。
  2.  光明は腓骨の前縁、外果尖の上方5寸に取る。
  3.  復溜はアキレス腱の前縁、内果尖の上方4寸に取る。
  4.  中都は脛骨内側面の中央、内果尖の上方8寸に取る。
解答・解説を見る

問110

前腕部にある絡穴の部位はどれか。

  1.  尺側手根屈筋腱の撓側縁、手関節掌側横紋の上方1寸
  2.  尺骨頭橈側の陥凹部、手関節背側横紋の上方1寸
  3.  尺骨の橈側縁、手関節背側横紋の上方3寸
  4.  長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間、手関節掌側横紋の上方3寸
解答・解説を見る

問111

絡穴が八脈交会穴である経脈はどれか。

  1.  手の太陽経
  2.  足の太陽経
  3.  手の少陽経
  4.  足の少陽経
解答・解説を見る

問112

奇穴の取穴と主治の組合せで正しいのはどれか。

  1.  百会の前後左右の各1寸―――胃炎
  2.  翳風の後方約1寸――――――歯根炎
  3.  足三里の下方約2寸―――――胆嚢炎
  4.  中極の外方3寸―――――――膀胱炎
解答・解説を見る

問113

奇穴の取り方で正しいのはどれか。

  1.  内膝眼は膝関節部、膝蓋骨底上際中央の陥凹部に取る。
  2.  痞根は第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取る。
  3.  十七椎は後正中線上、第5腰椎棘突起下方の陥凹部に取る。
  4.  腰痛点は手背、第2・第3および第3・第4中手骨底間の陥凹部の2点に取る。
解答・解説を見る

問114

肩甲挙筋のトリガーポイント好発部位に当たるのはどれか。

  1.  肩井
  2.  肩髃
  3.  天髎
  4.  肩外兪
解答・解説を見る

問115

次の文で示す患者の病証に対する治療で、原絡配穴法(主証、客証を踏まえて原穴と絡穴を配穴する法)の原則として適切な治療穴の組合せはどれか。「38歳の女性。2週間前に右側の顔面神経麻痺を発症。ほぼ同時期に同側の大腿前外側から下腿前面に痛みがある。最近、右足の第1指から下腿内側の痛みが加わった。」

  1.  太白――豊隆
  2.  衝陽――公孫
  3.  太白――公孫
  4.  衝陽――豊隆
解答・解説を見る

問116

変形性膝関節症の患者に対するSOAP方式による経過記録でPに相当するのはどれか。

  1.  階段昇降時の膝の痛み
  2.  膝関節の屈曲拘縮
  3.  内側広筋の萎縮
  4.  大腿四頭筋訓練
解答・解説を見る

問117

四診法で得られた所見で予後が最も悪いのはどれか。

  1.  仮神
  2.  少気
  3.  畏寒
  4.  濇脈
解答・解説を見る