EXAM 国試対策

国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

2017年(H29年)第25回 はり師・きゅう師国家試験

東洋医学概論 (問題89~101)

問89

相剋関係にある経脈の絡穴の組合せはどれか。

  1.  外関―――通里
  2.  蠡溝―――大鍾
  3.  公孫―――偏歴
  4.  飛揚―――内関
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問90

五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。

  1.  筋――――唾
  2.  血脈―――涎
  3.  肌肉―――涕
  4.  皮毛―――汗
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問91

三焦を通って全身に分布する気はどれか。

  1.  原気
  2.  宗気
  3.  営気
  4.  衛気
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問92

水の上源といわれる臓腑はどれか。

  1.  脾
  2.  肺
  3.  腎
  4.  膀胱
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問93

心下付近に結ぶ経筋はどれか。

  1.  足の三陰
  2.  足の三陽
  3.  手の三陰
  4.  手の三陽
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問94

はき25-94 次の文で示す患者の症状を引き起こす六淫はどれか。 「55歳の女性。梅雨の頃より頭や体が重く、四肢がだるくなり、関節が腫れ、下痢をするようになった。」

  1.  風邪
  2.  暑邪
  3.  湿邪
  4.  寒邪
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問95

五労と傷られる臓が現す症状の組合せで正しいのはどれか。

  1.  久視―――語
  2.  久臥―――欠
  3.  久坐―――呑
  4.  久立―――咳
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問96

経脈病証で前胸部、心下部、腋下部の圧迫感、下肢内側の腫れや痛みがみられるのはどれか。

  1.  陽明胃経病証
  2.  太陰脾経病証
  3.  少陽胆経病証
  4.  厥陰肝経病証
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問97

脈診で左手関上「浮」に配当される臓腑の募穴はどれか。

  1.  日月
  2.  関元
  3.  章門
  4.  石門
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問98

はき25-98 次の文で示す患者の病証でみられる舌象はどれか。 「43歳の男性。主訴は頭痛。めまい、目赤、胸脇苦満を伴う。最近、仕事上のストレスを抱えている。」

  1.  紫舌
  2.  紅舌
  3.  青舌
  4.  淡白舌
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問99

難経六十九難により腎虚の補法を行う選穴部位はどれか。

  1.  上腕二頭筋腱外方の陥凹部、肘窩横紋上
  2.  手関節前面横紋上で、橈骨動脈拍動部
  3.  足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
  4.  太渓の上方2寸で、アキレス腱と長指屈筋との間
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問100

次の文で示す患者について、はき25-100、はき25-101の問いに答えよ。 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が増悪し、下腹部痛も出現する。月経時に血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」はき25-100 本患者の痛みの特徴はどれか。

  1.  夜間に痛みが増悪する。
  2.  だるい感じの痛みが現れる。
  3.  冷やすと疼痛が軽減する。
  4.  痛む部位が移動する。
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問101

次の文で示す患者について、はき25-100、はき25-101の問いに答えよ。 「31歳の女性。主訴は頭痛と肩こり。月経は不定期で月経時に頭痛が増悪し、下腹部痛も出現する。月経時に血塊がみられ、舌下静脈の怒張もみられる。」はき25-101 本患者の病証でみられる脈状はどれか。

  1.  浮いていて細軟の脈
  2.  ざらざらとして渋滞したような脈
  3.  弾力に富み、琴の弦を按じるような脈
  4.  絹糸のように細くて力があり、按じて左右に移る脈
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