EXAM 国試対策

国家試験【はり師・きゅう師】過去問題

2017年(H29年)第25回 はり師・きゅう師国家試験

臨床医学各論 (問題55~80)

問55

脛骨跳躍型疲労骨折の好発部位で正しいのはどれか。

  1.  脛骨骨端部
  2.  脛骨上1/3
  3.  脛骨中1/3
  4.  脛骨下1/3
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問56

ピロリン酸カルシウムが原因であるのはどれか。

  1.  偽痛風
  2.  関節リウマチ
  3.  肩関節周囲炎
  4.  変形性股関節症
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問57

脊柱管狭窄を生じるのはどれか。

  1.  黄色靭帯肥厚
  2.  前縦靭帯骨化
  3.  横突起肥大
  4.  棘上靭帯骨下
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問58

生後3か月の発育性股関節形成不全の患児でみられるのはどれか。

  1.  アリス徴候
  2.  トレンデレンブルグ徴候
  3.  ドレーマン徴候
  4.  フローマン徴候
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問59

骨粗鬆症患者に好発する骨折はどれか。

  1.  鎖骨骨幹部骨折
  2.  橈骨近位部骨折
  3.  大腿骨近位部骨折
  4.  脛骨遠位部骨折
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問60

乳癌について正しいのはどれか。

  1.  腫瘤は痛みを伴う。
  2.  多くはホルモン依存性ではない。
  3.  自己検診は推奨されていない。
  4.  乳房の外上部の発生が多い。
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問61

肺癌患者にみられる所見と浸潤部位の組合せで正しいのはどれか。

  1.  嗄声―――――交感神経
  2.  顔面浮腫―――上大静脈
  3.  縮瞳―――――反回神経
  4.  腰痛―――――横隔神経
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問62

歯周病の増悪因子でないのはどれか。

  1.  喫煙
  2.  舌炎
  3.  妊娠
  4.  糖尿病
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問63

汎血球減少症をきたすのはどれか。

  1.  腎性貧血
  2.  溶血性貧血
  3.  鉄欠乏性貧血
  4.  再生不良性貧血
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問64

成人の気管支喘息について正しいのはどれか。

  1.  患者数は減少傾向にある。
  2.  症状は昼間に起こりやすい。
  3.  治療は吸入ステロイド薬が中心である。
  4.  治癒率は50%である。
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問65

肺抗酸菌症について正しいのはどれか。

  1.  結核患者は届け出る必要はない。
  2.  咳が4週間以上持続している場合は肺結核を考慮する。
  3.  抗結核薬は1財を投与する。
  4.  非結核性抗酸菌症も結核と同様に隔離する必要がある。
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問66

心不全について正しいのはどれか。

  1.  左心不全では下肢の浮腫は顕著である。
  2.  左心不全では臥位で症状が軽快する。
  3.  心拍出量が低下する。
  4.  血中ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)値が低下する。
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問67

2型糖尿病について正しいのはどれか。

  1.  若年者に多い。
  2.  肥満者に多い。
  3.  インスリン療法が必須である。
  4.  1型糖尿病より罹患者数が少ない。
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問68

ビタミンB12欠乏による疾患はどれか。

  1.  骨軟化症
  2.  ウェルニッケ脳症
  3.  巨赤芽球性貧血
  4.  脂漏性皮膚炎
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問69

痔瘻を合併しやすいのはどれか。

  1.  過敏性腸症候群
  2.  急性細菌性腸炎
  3.  潰瘍性大腸炎
  4.  クローン病
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問70

全身性エリテマトーデスについて誤っているのはどれか。

  1.  女性に多い。
  2.  白血球が増加する。
  3.  抗核抗体が陽性である。
  4.  蝶形紅斑を認める。
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問71

内分泌疾患と検査値の組合せで正しいのはどれか。

  1.  褐色細胞腫―――――――――血中カテコールアミン低値
  2.  アジソン病―――――――――血中ACTH低値
  3.  原発性アルドステロン症―――血漿レニン活性低値
  4.  原発性甲状腺機能低下症―――血中TSH低値
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問72

慢性腎不全の検査所見で誤っているのはどれか。

  1.  糸球体ろ過値(GFR)の上昇
  2.  血清クレアチニン値の上昇
  3.  高カリウム血症
  4.  正球性正色素性貧血
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問73

社会的リハビリテーションに含まれる内容はどれか。

  1.  廃用症候群の予防
  2.  療育
  3.  公共施設のバリアフリー
  4.  保護雇用
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問74

リハビリテーションチームを構成するメンバーで義肢装具の処方を行う職種はどれか。

  1.  医師
  2.  看護師
  3.  理学療法士
  4.  義肢装具士
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問75

次の文で示す症例について、はき25-75、はき25-76の問いに答えよ。 「7歳の女児。主訴は歩行異常。トレンデレンブルグ徴候がみられた。」はき25-75 罹患関節の種類はどれか。

  1.  鞍関節
  2.  ラセン関節
  3.  臼状関節
  4.  楕円関節
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問76

次の文で示す症例について、はき25-75、はき25-76の問いに答えよ。 「7歳の女児。主訴は歩行異常。トレンデレンブルグ徴候がみられた。」はき25-76 本症例で筋力低下をきたした筋の主な運動はどれか。

  1.  罹患関節の伸展
  2.  罹患関節を屈曲しながらの外転
  3.  罹患関節の内旋
  4.  罹患関節の外転
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問77

次の文で示す症例について、はき25-77、はき25-78の問いに答えよ。 「78歳の男性。手がふるえ、動作が緩慢で、表情がなく、前かがみになりやすく、筋肉がこわばる。」はき25-77 本症例でみられる症状と所見の組合せで正しいのはどれか。

  1.  手がふるえる―――企図振戦
  2.  表情がない――――満月様顔貌
  3.  前かがみになる――起坐位
  4.  筋肉がこわばる――固縮
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問78

次の文で示す症例について、はき25-77、はき25-78の問いに答えよ。 「78歳の男性。手がふるえ、動作が緩慢で、表情がなく、前かがみになりやすく、筋肉がこわばる。」はき25-78 本症例の原因で適切なのはどれか。

  1.  錐体路障害
  2.  炎症性脱髄
  3.  ドパミン欠乏
  4.  アセチルコリン受容体障害
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問79

次の文で示す症例について、はき25-79、はき25-80の問いに答えよ。 「45歳の男性。最近、心窩部から背中の皮膚にかけて痛みが起きる。胸やけ、食欲不振もある。上部消化管内視鏡検査では、胃角部に潰瘍を認め、ヘリコバクター・ピロリの感染を疑った。」はき25-79 本症例の背中の皮膚の痛みで最も適切なのはどれか。

  1.  空腹時に起こる。
  2.  関連痛である。
  3.  体性痛である。
  4.  内臓痛である。
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問80

次の文で示す症例について、はき25-79、はき25-80の問いに答えよ。 「45歳の男性。最近、心窩部から背中の皮膚にかけて痛みが起きる。胸やけ、食欲不振もある。上部消化管内視鏡検査では、胃角部に潰瘍を認め、ヘリコバクター・ピロリの感染を疑った。」はき25-80 ヘリコバクター・ピロリの検査はどれか。

  1.  尿素呼気検査
  2.  胃液測定
  3.  尿沈渣検査
  4.  血清ペプシノーゲン測定
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