EXAM 国試対策

国家試験【あん摩マッサージ指圧師】過去問題

1993年(H5年)第1回 あん摩マッサージ指圧師国家試験

東洋医学臨床論 (問題135~150)

問135

疲労に対する施術で最も注意が必要なのはどれか。

  1. 畑仕事による疲労       
  2. 急激な著しい体重減少を伴う疲労
  3. コンピュータ-作業による疲労  
  4. スポーツによる疲労
解答・解説を見る

問136

肩こりについて誤っているのはどれか。

  1. 胸痛と左上肢に放散痛がある場合は施術を控える。
  2. 施術は僧帽筋、肩甲挙筋などを対象に行う。
  3. 頸部のストレッチが有効である。
  4. ウイリアムズ体操が有効である。
解答・解説を見る

問137

大腿四頭筋の強化訓練が適しているのはどれか。

  1. 坐骨神経痛  
  2. 変形性膝関節症  
  3. 急性腰痛  
  4. 足関節捻挫
解答・解説を見る

問138

コッドマン体操が適しているのはどれか。

  1. 腰痛  
  2. 肋間神経痛  
  3. 肩関節周囲炎  
  4. 慢性関節リウマチ
解答・解説を見る

問139

腓骨神経麻痺の治療目的で誤っているのはどれか。

  1. 尖足を予防するため足関節を0゚に保持する。  
  2. 前脛骨筋の筋力を回復させる。
  3. 下腿三頭筋の循環を促進する。        
  4. 後脛骨筋の過緊張を除去する。
解答・解説を見る

問140

20歳の女性。数年前より時々側頭部に発作的な拍動性の痛みがある。医療機関の検査では頭蓋内病変はないという。治療として誤っているのはどれか。

  1. ネーゲリーの伸頭法を行う。  
  2. 側頭部の圧痛点に圧迫法を行う。
  3. 発作時は頭部を温める。    
  4. 頸肩背部に誘導マッサージを行う。
解答・解説を見る

問141

単純性不眠症に対する施術で適切でないのはどれか。

  1. 睡眠前の叩打、振せんを主としたマッサージ施術
  2. 快適感覚を伴うあん摩施術
  3. 入浴後の軽い全身マッサージ施術
  4. 睡眠前の弱い指圧施術
解答・解説を見る

問142

肋間神経痛の施術について誤っているのはどれか。

  1. 圧痛点に持続的圧迫法を行う。  
  2. 肋間に沿って手掌按撫を行う。
  3. 疼痛部位に叩打法を行う。   
  4. 指頭で肋間に圧迫、揉捏法を行う。
解答・解説を見る

問143

高齢者が尻もちをつき急性腰痛が発症した。対応で適切でないのはどれか。

  1. 原則として安静を第一とする。
  2. 原則として局所の積極的な施術を第一とする。
  3. できるだけ早く医療機関への受診を勧める。
  4. 局所に炎症症状がみられる場合は罨法を勧める。
解答・解説を見る

問144

気管支喘息発作中の施術で有効なのはどれか。

  1. 腹部マッサージ      
  2. 腰部の強めの持続圧迫
  3. 起坐姿勢での背部の按撫  
  4. 頭頸部の徒手牽引
解答・解説を見る

問145

80歳の男性。高血圧で薬物治療中。最近睡眠が浅く肩がこるという。施術として適切なのはどれか。

  1. 背部の強い圧迫法   
  2. 長時間の施術 
  3. 腹部の強いろとう揉捏  
  4. 軽い全身マッサージ
解答・解説を見る

問146

40歳の男性。朝、顔を洗った後に左の下眼瞼から上唇にかけて数分間激しく痛み、発作は夕方までに数回あった。神経経路上に圧痛点がある。治療として正しいのはどれか。

  1. 顔面神経伸展法        
  2. 顔面部の振せん法
  3. ワレー圧痛点の持続的圧迫法  
  4. 疼痛部位の冷罨法
解答・解説を見る

問147

高血圧症患者について施術の適応性の最も高いのはどれか。

  1. 下肢の浮腫を伴っている場合
  2. 頭痛、めまいを伴っている場合
  3. 医師の管理下で薬物治療中の場合
  4. 境界域高血圧症で運動不足を指摘されている場合
解答・解説を見る

問148

30歳の女性。1年前から発作的な回転性眩暈、耳鳴と難聴がある。施術として正しいのはどれか。

  1. 伝音系疾患と考え頸部のマッサージを行う。
  2. メニエール病と考え頸肩背部のマッサージを行う。
  3. 本態性高血圧症と考え全身の強いマッサージを行う。
  4. 頸椎症によるものと考え頸部の圧痛点に持続的圧迫法を行う。
解答・解説を見る

問149

スポーツ競技者に対するマッサージの目的として適切でないのはどれか。

  1. 筋力の強化  
  2. 筋の過緊張の除去  
  3. 筋疲労の回復  
  4. 体調の調整
解答・解説を見る

問150

腹痛時の施術が適応となるのはどれか。

  1. 筋性防御がある場合      
  2. 黄疸のみられる場合
  3. 発熱や下痢、嘔吐のある場合  
  4. 心因性の場合
解答・解説を見る